男女平等とか育休どっちが取るかとかについて

Posted: February 14, 2021

仕事終わりにTwitterを見てたらこういうのが流れてた。(Treeまで読むのを推奨)

A「夫婦での賃金や育休取得するかどうかに差があるの、女性側が高年収男性ばかり選んでるからじゃない?」「高年収男性を選び続けてきたことで生まれた夫婦間の差を元にして(なぜか)低年収男性をさらに弾くような動きになるのはおかしくない?」

B「は? 金も稼げない男の世話して子供作って何が嬉しいんだよ」

みたいな感じだと読めた。A, Bどちらも日本の女性の一般的な感性だとは断定しないけど、まあ中にはそういう考えをする人もいるだろうなという感想。

で、後者(B)のような考え方ってどれくらいの人が持ってるんだろう? そういう考え方を持ってて、「さらに」男性側がもっと家事育児に参加すべきって思考はあんまりよくないんじゃない? というのが今回のテーマです。


後者の意見で気にかかったのは、「子供を産んでやって」という表現。この表現からだと「男性のために子供を産んでる」という読み方になるけど、正しいのかな。筆者にしか分からないことだけど。

「金も稼げない男の子供を産むのはメリットがない」という言い方をそのまま受け入れるとすると、その考えをベースにしたときに「金を稼いでる男の子供を産むこと」にどんなメリットがあるというのか。そもそも「子供を産むこと」自体がデメリットで、「金を稼いでる男と結婚すること」から生まれるものだけをメリットとして捉えてるように見えるんだけど、違う?

個人的には高所得の男性がそういう思考の女性と結婚するメリットってないと思うんですよね。家事もセックスも外注できるもん。番いになって子孫残して、子供含めて家族全員をチームとして維持発展させていく〜みたいな考え方が一切見えないので、男性側からすると家庭を作る意義が一切見えない。

逆に前者(A)の方はチームとして一緒に家庭を維持発展させていくことを前提に置いてるように読めるので、ベースとなる考え方はこちらの方がいいように思える。少なくとも「家族として暮らす」イメージを作りやすい。


ここからは完全に仮定の話なので「深読みしすぎ!」みたいなツッコミはしないでほしいのだけど、もし後者の考え方にプラスして「男性ももっと家事育児にコミットすべき!(稼ぎにプラスして)」という考え方をしてるとすると危ないなーと思う。

これは個人的な感覚なんだけど、稼いでる男性って時間と精神力のかなりの部分を仕事に投入してて、そういうところにモチベーションが生まれにくいんですよね。

もちろん働いてる人は所得関係なくある程度そうだし、そもそも男女差がある話ではないんだけど。一般的に稼いでる人はその分たくさん働いてるんですよね。

業務時間外でも仕事のことを考えてるし、仕事中は成果を出すために精神力をゴリゴリ消費して手を動かしてる。

所得を得るためにそういうコストを払ってプライベートに回す余裕がない、という状態の男性に家事育児などの仕事を単純に積んでしまうと、絶対にパンクします。

過去は男が稼いで女が家庭を維持する、という役割分担がメジャーだったと思ってるんだけど、そういうスタイルはそれぞれの活動にエネルギーを分担できてたわけで。そういうスタイルは、夫婦両方が仕事と家事育児にコミットするみたいな現在のスタイルよりある面では合理的だったと思うんですよね。

男女差とかを排除してできるかぎり一般化すると、「余力が無い人に追加でタスクを積んではいけない」という話。

稼ぎや労働時間に関係なく夫婦平等に家事育児にコミットしましょう!って考え方は多分うまくいかないよ、というのが僕の主張です。

現実問題として、夫婦ともに余力がないことは結構あると思う。外注するなり家庭の外にコミュニティを作って仕事を分担するなり色々解決策はあると思うので、うまくハマるスタイルを見つける努力が大事だなーという感想です。